
コラム– category –
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“なんとなく”を脱却する骨盤評価の基本
クライアントの姿勢を見て「骨盤が前傾している」「骨盤が前方に変位している」と思ったとき、皆さんはどこを見てそう判断しましたか?そしてその評価は、どんな観察・根拠に基づいていますか? ピラティスやトレーニングの現場では、アライメントや動作評... -
骨盤、腰椎の動きを“解剖学で説明できる”インストラクターになるために
「骨盤が前傾している」「腰が反っている」── こうした見た目の変化をどう読み取り、どう指導に活かしていますか? このコラムでは、現場経験が浅いインストラクターでも“自信を持って言語化できる”ように、 骨盤帯と腰椎の構造・連動性・安定化の仕組みを... -
歩行から紐解く太ももの張りへのアプローチ
解説動画「歩行改善と股関節」では、歩行に対して股関節、骨盤はどう動いているのか言語化していきましたが、歩行のフェーズやフェーズごとの骨盤、股関節の動きを実際のセッションの中で瞬時に把握するには技術や経験が必要になります。 今回のコラムでは... -
股関節の基礎「大腿骨に対する骨盤の動き」
皆さんは「股関節の屈曲」と聞くとどんな運動をイメージするでしょうか? 過去に骨盤、大腿リズムという形でご紹介したような「寛骨に対する大腿骨の屈曲」をイメージする方は多いのではないでしょうか? では、下記のような骨盤の前傾、後傾を股関節から... -
股関節の基礎「屈曲筋」
今回は股関節屈曲の動きに関わる筋、そして筋による能動的な制御を見ていきたいと思います。 股関節の運動に関与する筋 股関節の運動に関与する筋は21個あり 屈伸、内外転、内外旋の自由度3の関節として 屈曲 伸展 内転 外転 内旋 外旋 の6種類の運動が可... -
股関節の基礎「関節の可動域」
皆さんは股関節の関節の自由度、各運動方向の参考可動域が瞬時に思い浮かぶでしょうか? 股関節の詰まり改善 下半身の張り改善 ヒップアップ 一見これらのお悩みに対して特別なアプローチが必要と思いがちですが、まず重要なのは 「正常な関節運動から逸脱... -
エクササイズ強度調整の教科書
運動指導者からよく聞かれるお悩みが「エクササイズの強度を現場で調整することが難しい」ということです。 筋力トレーニングであれば、重量の調整で強度を調整するといったことは容易でしょうが、ヨガやピラティスではそう簡単にいきません。 それはなぜ... -
痛みの介入ではコミュニケーションが超重要!
どうもです。 医療におけるコミュニケーションの教育・研究は歴史が深く、運動器疾患に対する介入時の「関係性の構築」の重要性は常に焦点が当てられてきていることかと思います。 それは良質なコミュニケーションが症状の軽減に影響するからです。 これっ... -
呼吸指導の教科書
ここ最近ようやく「呼吸」について関心が高まっているように思えます。 呼吸が人体の重要な機能であることは疑いの余地がありません。 代謝に必要な酸素を供給し、これらの反応の副産物である二酸化炭素を除去することで生命を維持します。 しかし、呼吸に... -
慢性腰痛の全て
どうもです! 腰痛に対する介入でよく起こる疑問・姿勢がかなり改善された・筋力も増えてきた・腰部の筋肉も柔らかい・力学ストレスも軽減した▶︎なのに腰痛は軽減しない はい、このようなパターンが非常に多いのではないでしょうか? 一方で ・姿勢...